本購入

狼〜は実は2巻が出るとは思っていなかったのだが、前のハナシに特に悪い印象も無かったので読んでみた。先日、ユグドラシル…を読んだりしたところに行商人の相場モノ(は言い過ぎか。基本はファンタジー)のエピソードである。主役二人の信頼云々話になかなか深刻な経済状況がのしかかる…というありきたりだが王道とも言えるハナシがとても面白かった。羊飼いの言動やその他、中世ヨーロッパの都市国家ってこんなんだったのかもなぁとか思えたり。今度その手の時代と場所を解説した本でも読んでみようか。後書きだと3巻の予定もあるようなので楽しみだ。

狼と香辛料 (2) (電撃文庫)

狼と香辛料 (2) (電撃文庫)