我が家のお稲荷さま。（２）

妖孤妖怪跋扈のファミリードラマ小説。前作はキャラ描写などはイイカンジだったものの全体的にツギハギで主観視点不明の変な小説だった。それでも懲りずに２巻目を買ったのは、やっぱりキャラ的な魅力はあったとかというか２巻目が出たのかという意外さもあったり。今作も大きく３つの章に分かれている。既に背景は出来ているために、なんだかスムーズで楽しい。やっぱりノボル・トオル兄弟で役割分担が曖昧で読んでいて視点がブレる気がするけど前よりずっとイイカンジ。３巻目も予定されているらしい。