MacBookProをちょっと更新

2009年に買った MacBookPro 13インチのメモリを8GBに交換し、HDDをSSDに交換した。

メモリは4GBが二つ、SSDは128GBなのでちょっと減ってしまったことになる。が、元々半分以上空いてたので問題ないと判断した。
交換は簡単でMacBook本体に同梱されている説明書にもメモリ及びHDDユニットの交換方法が記載されている。小さいプラスドライバの他に、HDDユニットのマウントに使う金具を外すのにヘクスローブのドライバT6が必要だった。これは事前に調査済みだったのでダイソーに行って210円で購入。実は間違ってHDD本体のネジを外してしまったのはご愛嬌。外したHDDはもう使わないが気密が壊れたりしてないだろか。あとでHDDケースに入れて使う予定。

HDDの交換前にTimeMachineでバックアップを取っておき、SSDに入れ替えてOSをインストール。このMacBookは買ったときは10.5が入っていてUp-to-Dateプログラムで980円で10.6を購入しアップデートしたのだった。どうもこのUp-to-DateのDVDではクリーンインストールが出来ないらしいのだが、試したら出来た。DVDにはUpgradeとプリントされているのでUp-to-DateのDVDとは違ったのかもしれない。よくわかんないけど。

で、DVDから起動してディスクユーティリティでSSDを初期化、OSのインストールを行った。インストール後、そのまま使うかどうか聞いてくるのでTimeMachineから復元を選ぶ。OSのインストールと合わせて1時間くらい。まるっと元の環境が出来上がった。ホームディレクトリのファイルからネットワークを含めた各種設定、そしてアプリケーションまで復元されるのだから便利すぎて仕方がない。ちなみにバックアップから戻すのに新ストレージの容量が足りない場合は復元する項目を選ぶことができる。

そして使用開始。動作が全体的に猛烈に速くなった。OSインストール直後なのでSpotlightのエージェントがガリガリと(と言ってもSSDになったので音はしないが)情報収集をしている。これが終わるとシステムの常用状態。電源ボタンをポチっと押してジャジャーンとかSEが鳴りOSが起動。きちんと使用可能な状態になるまで20秒弱。こりゃ気持ちイイ。iPad並ってワケにはいかないけれど気安く起動して使えるマシンになった。元々OSXはかなり起動が速いと思うのだけれどこれは別格になった。当然アプリの起動も速い。

MacBookProを使い始めて、この機械、というかOSは、メモリが少ないこと、CPUパワーが不足している状態でも上手に動いてくれるのを感じる。ここ数日話題になっているMacBook Airが今時のハイパワーノートPCに比べてランクの低いCPUを積んでいてもあんまり気にならないというのはこの辺の使用感が関係しているんだろう。そんな中の最大のボトルネックであるHDDのスピードが開放されたことで全体的な体感速度が向上している。値段が下がってる(ほんとに安くなってる)からいいかな〜Operaもメモリ使い放題で暴れてるし、という後ろ向きで、要するにオレも新しいシステム使いたい!という特に益になる目的の無いままにシステムの更新をしたのだけれどとっても良くなった。いい買い物であった。あとMacBookProの中身を見れたのも良かった。ヒンジのところが通気口になってたなんて気がつかなかった。