本購入

パズルの軌跡は神様のパズルの続編。冒頭の寿司屋でバイトしているパンクロッカーはちょっと面白かった。あの映画は原作を粉砕して何か別のものに作り上げられた怪作。オレは結構好きだ。
で、本書について。あのコンビの活躍が再び読めるとは思っていなかったのでこれはうれしい続編。どっちも相変わらずで、特にワタさんの愚鈍っぷり(=凡人っぷり)は相変わらず主人公とは思えないほど。物語は今までの機本作品を経て前作よりもずっとに大掛かりなネタになっている、と感じるのは学校のから外に出たせいか。思い返すと神様シリーズは壮大なネタばっかりである。なんだか更なる続編もアリな終わり方なので期待したいところ。

乙嫁語り。中央ユーラシアを舞台にした遊牧民とかそんなカンジの物語。エマよりもさらに(いろんなところで)マニアックっぷりが突き進んだマンガ。読者を突き放す姿勢が潔い。それにしても動きのあるシーンも無いシーンもなんだかダイナミックに感じるマンガだ。とても迫力がある。そして面白い。


パズルの軌跡―穂瑞沙羅華の課外活動 (ハルキ文庫)

パズルの軌跡―穂瑞沙羅華の課外活動 (ハルキ文庫)

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)