ロケットガール

お、新刊? と思って買ったら1巻の新装版だった。どうもアニメ化と歩調を合わせて年内に3冊出るらしい。読んだことのないヒトは読むべきだ。それにしてもアルアルナイナイと言われ続けてついに映像化なので感慨深い。最初の雑誌連載が94年だったからもう12年前である。今読んでもというか今だからもっと面白い。少し前にふじの本を読んだので余計にわくわくする。舵の取り方によっては(燃料とか新素材系の技術、そしてキモである女子高生はともかく)とっくに実現していた状況かもなぁ…とか思ってしまったりして。
当時を思い出すと副読本としてマギウス・ロケットガールRPGがあった。本編中でゆかりが体験するような手順を事細かに説明してあり、イメージが膨らんだものである。実際にTRPG同好会で遊んでみたこともあるけれど(確かs-sukeさんがプレイヤーだった)、GM、プレイヤーの両者ともに興味・知識がないと楽しむのは難しい。しかし、それでも宇宙開発ってこんなに楽しいんだよ的な書き方がしてある本であり、良いものだった。

女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)