WA4th

ワイルドアームズ4が終了。全体的にイージーなバランスでサクサク進んで終わった。戦闘システムもめんどくさい戦術と手軽さとのいいバランスが取れてたと思うし、ちょっといいかも。暑苦しい展開が嫌いじゃない。それにしてもラクウェルが最後まで悪魔的な強さだった。ヤツに行動順番が回ってきたら戦闘が終わる(ボス戦も含む)、みたいな。カッコよすぎて最高です。

でもなんつうか、全部サクサクでウスィ〜感じ。出てくる面々も行動原理不明のキャラが多いのでエンディング付近ではナニソレ?となっている可能性が高い。だがしかし、好意的に解釈して敵だって深謀極まる大魔王ではなく殉教者的間抜けの方が多いのだろうし、そうでなくても元々戦争に身を投じてイカれた体験をしてきたゆえに、十年やそこらでは復帰できない連中ばかりが集まっていると想像出来る。プレイヤーキャラはストレートすぎて言うことなし。
エンディングに(主人公チームはファイルガイアが復興に働くような動きはほとんどしていないけれど)ハッピーなファルガイアが描かれていることや、根本的に主人公&敵以外の説明が無いストーリィから、WA的にはブリューナクやらARM適合者とやらがどうともしなくても関係ないぜ、まぁアンタらもちょっとは世界の回復に役に立ったかもな、という排英雄論が伺えて面白い。と思っておく。マル。
とか色々あっても、エンディングまでみるとやはりイイカンジなわけで。good speed be with you。