四季 秋

読了。ネタの出し惜しみなしの満漢全席。やはりシリーズものというのはこうでなくてはと思ったり。が、あまりの遠慮なさにもしかしてシリーズが終ってしまうのだろかという、残りを想像しての不安と寂寥が少し。リアルに積み上げられた年月が効いている。相変わらず真賀多四季の行動は突っ込むのべきなのか、シリアスに彼女の思考に思いをはせるべきなのか判断できない部分があるが、そういうもんなのだろう。